謎の金属柱「モノリス」は2020年後半にアメリカで発見され、全世界各地で発見されるようになりました。
この「モノリス」には謎が多く、、「いつからあるのか」「目的は何か」「誰か建てたのか」と、疑問が多く残っています。
今回はこの謎の金属支柱「モノリス」について分かっていることや、ある場所についてまとめてみました。
モノリスとは？
初めて「モノリス」と呼ばれるものが注目されたのは1968年です。
1968年に公開された『スタンリー・ギューブリック監督』の作品である、
『2001年宇宙に旅』に出てきます。
『2001年宇宙の旅』は人類が文明を築く400万年前の話から始まります。
ホモサピエンスの祖先である「ヒトザル」達の前に『黒い石板のような謎の物体』が出現します。
『謎の物体』に触れると知能教育され、道具や武器を使うことに目覚めます。動物を仕留めてお肉を食べることや土地をめぐる為に争うことも覚えます。
その後、発展した人類…
『謎の物体』について調べるため宇宙（木星）への旅に出ます。
この『2001年宇宙の旅』に出てくる、
『謎の物体』こそが「モノリス」と呼ばれています。
‘’2001年宇宙の旅‘’
モノリスの定義
「モノリス」とは
- 建築物や遺跡の内で配置された単一の大きな岩
- 幾つかの山々のように1枚の塊状の岩や石から成る地質学的特徴を表すもの
一枚の岩を表しています。
『2001年宇宙の旅』に出てくる「モノリス」の定義は…
大きさによって異なりますが形状は四角形です。
各辺の比が1：4：9と決まっており3つの自然数の二乗となっています。この比率は「モノリス」は人工物であることを見ている側に視覚的に意識させるためと言われています。
今回、アメリカやイギリスなどに出現した「モノリス」は、三角形であり人が作り出した人工物であると言われています。
モノリスは全世界各地にあり現在では観光名所となり多くの人が集まって来ます。
コロンビアにある「エル・ぺニョール」はアンデス山脈にあり「モノリス」の上に登ることが出来ます。
大きいな岩を運ぶことができない場所に突然姿を現す「モノリス」は謎な事が多く、誰が建てたのか、目的は何なのか、謎が多く残っています。
一部では宇宙人などの未確認物体の仕業ではないかとも言われいます。
モノリスはどこにある？
正体不明の金属の柱が埋められているのが偶然に発見されました。
全国各地で発見されている「モノリス」がどこにあるのかまとめました。
2020年12月10日時点
アメリカ「ユタ州」
ユタ州は大自然が有名で、
グランドキャニオンや砂漠、国立公園などがあります。
ユタ州は初めて「謎の金属柱：モノリス」が発見された場所です！
2020年11月18日に発見しました｡
発見したのは空からで「金属の柱」があることに気づきます。
高さは3.6メートル
一部は土の中に埋めらています。
謎は多く、誰がこの場所に埋めたのかは目的は不明のままです。
また、人が簡単に行けるような場所ではなく「ユタ州」の担当者は詳しい場所などは非公開となっています。
この「ユタ州」でたまたま発見されたモノリスは2016年ほど前から存在している可能性があると言われています。
2020年11月23日に発見を発表した「モノリス」はその5日後に突然姿を消します。
突然消えた理由は不明で、Googleアースを駆使して場所を特定した人が撤去したのか、不明にアーティストの仕業であるとか…宇宙人など未知の生物がしたのではないかと噂が立っています｡
また、写真家の「ロス・バーナーズ」は夜中に4人の男性が突然現れてモノリスを押し倒して解体したあとに持ち去ったと説明しているとのことです。
ルーマニア
「ユタ州」の次に見つかったのは
「ルーマニアのピアトラ・ネアムツ」です｡
2020年11月26日に発見されました｡
高さ3.9メートル
一部は土に埋められています｡
「ユタ州」で見つかったモノリスと違う所といえば、支柱に模様が付いているところです｡
柱には「ぐるぐる」の模様が上から下まで描かれていました｡
少し黒っぽいのも特徴です｡
この支柱は地元のメディアで発表されるとその後11月30日に突然姿を消しました｡
【場所】
ルーマニア
ネアムツ北東部 ピアトラネアムツ市
ドアムネイ丘
ピアトラネアムツで最も古い歴史的建造物「ペトロダバダシアン要寒」から数メートル先の場所
ブドカ・ドアムネ湖を見下ろせる丘
「ユタ州」同様に姿を消しており今では現地に行っても見ることが出来ません｡
アメリカ「カルフォルニア」
カルフォルニアのアカスカデロで発見されました｡
ロサンゼルスから北西260キロに位置している場所にあるとか…
高さ3〜3.6メートル程度
重さは推定90キロ程度
木製の台座の上に固定されており、鏡張りの合成樹脂でできている
【場所】
アメリカ カルフォルニア
ロサンゼルスとサンフランシスコのほぼ中間に位置する「アタルカデロ」
「アタルカデロ」のハイキングコース
パインマウンテンの山頂
「アタルカデロ」のハイキングコースは有名であり多くの人が利用するそうです。しかし、モノリスを設置している場面を目撃した人はいないとのこと。
2020年12月2日に発見されたモノリスは3日の早朝に男性グループが訪れて撤去したと地元で報道されたとか…
アメリカ（ペンシルベニア州）
アメリカのペンシルベニア州
2020年12月3日にピッツバーグのキャンディーショップ前に突然「モノリス」が出現しています。
金属板に取り付けられています。
高さ約3メートル
キャンディーショップの店主の男性は「店の前に置いたらすごく楽しいだろう」と思い、店舗の前に金属柱を設置したとのことです。
2020年12月5日に誰ものかに盗まれたが、即日再び設置し今では、お店の売り上げにも貢献しているとか…
「モノリス」の話題に乗っかった模写ですね！このキャンディー屋さんは話題のおかげか写真スポットになっています。
アメリカ（ネバダ州）
2020年12月4日に歩行者天国に急遽「モノリス」が出現
ネバダ州にあるラスベガス「ダウンタウン」早朝に
We found the missing #Monolith… on @FSELV! pic.twitter.com/e5T8IzjkQk
— Fremont Hotel & Casino (@fremont) December 4, 2020
高さ約3メートル（10フィート）
【場所】
アメリカ ラスベガス
ダウンタウン
フリーモントストリートエクスペリエンスの看板の下
誰が建てたか不明。
オランダ
2020年12月5日オランダ「自然保護地区」でモノリス発見
早朝に散歩をしていた人が発見
周りには足跡もなく誰が建てたかは不明とのこと。
今まで発見されたモノリスとは異なり、表面の光沢が無いのが特徴です。
色は銀色。
また、表面が氷で覆われていたこともあり昔から存在しているものでは無いかと考えられています。
【場所】
オランダ「オーデホーン村（Oudehorne）」そばの
Kiekennberg自然保護区
イギリス
2020年12月5日に「ワイト島」にモノリスが出現
「ワイト島」にあるビーチ「コンプトン・ビート」で散歩中に発見されました。
高さは約3メートル程度
この「モノリス」については…
デザイナーの『トム・ダンフォード氏』が「楽しませようと思ってやった」とメディアの話したとのことです。
モノリスに反射された、海がとても綺麗ですね！
ここを訪れる観光客がたくさんいるとのことです。
アメリカ（コロラド州）
コロラド州では多くの場所でモノリスが発見されています。
空港に設置された「モノリス」は整備士に男性によるもので、冗談半分で建てられたことが判明しました。
Monolith! Can you believe they brought us our 👏
own 👏
monolith! 👏 pic.twitter.com/LQljFniatY— Sunlight Mountain Resort (@skisunlight) December 8, 2020
【場所】
アメリカ コロラド州
グレンウッドプリングの南
ホワイトリバー国有林「ガーフィールド郡」にある
スキーエリア「サンライトマウンテンリゾート」
「シャトーク公園」「レストラン」のモノリスは謎が多く、同じモノリスであることが捜査により分りました。
レストランのオーナーはどうやってここに辿り着いたのか分からないと話しています。
誰かが持ち去り場所を移動させたと考えられています。
コロンビア
2020年12月5日コロンビアの「チア市」の畑で発見
このモノリスは黄色がかった「黄金」です。
ドイツ
ドイツの小さな町「ズルツバッハ」
And the metal #monolith 's journey goes on 😁
Spotted in #Sulzbach(Taunus), Germany. #MonolithInGermany
👽👻 pic.twitter.com/JcSJGy3TVU— Rabea (@rockyrabea) December 5, 2020
銀色の柱
スペイン
スペインの村「アイジョンの教会の廃墟」
ベルギー
ベルギーデンデルモンデ市の近くの町
「バースローデ畑」
さまざまな国で突然現れた「モノリス」は謎が多くあります。
いまだに誰が作ったのか名乗りをあげて無い物がほとんどです。
2020年以降も各地でモノリスの情報が寄せられており、出現しては何日か後に姿を消す物・撤去される物と様々です。
2021年1月 カナダ
2021年3月 スペイン
誰が作った？
アート作品では無いかと言われている「モノリス」
誰が作ったのか憶測が多く飛んでいます。
「ユタ州」モノリスの作者は不明ですが、自分たちが作ったとしてアメリカのニューメキシコ州サンタフェに拠点を置くアーティスト集団（The Most Famous Artist）がモノリスを売りに出しています。
また、ユタ州のとなりにあるニューメキシコ州に住んでいた、
芸術家の「ジョン・マクラッケン（Joho McCracken）」の作品では無いかと言われています。
この芸術家は現在、亡くなっており所属事務所は否定しています。
あ、ジョン・マクラッケンのオマージュね
でもこういうニュース好き♪ pic.twitter.com/CLdX9SToZf— なち (@natimi88) November 25, 2020
まとめ
世界には不思議なことが多くありますね。
いつかこの目で本物を見てみたいですね！
誰かの作品であろうと、宇宙人の仕業であろと、その神秘に惹かれるものがありますね！
まだまだ、モノリスの熱は冷めておらずこれからも各地で増えてくると思います。
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